六殿神社

熊本市南区富合町木原2378 (令和4年5月12日)

東経130度42分39.89秒、北緯32度41分49.95秒に鎮座。

この神社は、JR鹿児島本線・宇土駅の東北東3.5km程の辺り、富合町木原の街中に鎮座しております。

御祭神 阿蘇大明神・天照皇大神・埴安姫神・諏訪大明神・氷川大明神・稲荷大明神

由緒
元々、木原山と称されていた雁回山の本宮は、後白河天皇の御代(1155-1158)、保元の乱での強弓で名高い平安時代末期の武将・鎮西八郎為朝(源為朝)が木原城に居城の折、阿蘇宮を崇敬し、西国安鎮祈願の遙拝殿を立てたのが始まりと伝えられてます。
その後、治承2年(1178)高倉天皇の勅願にて鎮西地方の鎮護の宮として本宮創建の御綸旨を賜り、時の内大臣の平重盛が、緑川沿いの菰江の地に着船。阿蘇大明神、天照皇大神、埴安姫神、諏訪大明神、氷川大明神、稲荷大明神を総称して六殿大明神と号し、木原明熊に仮宮を建てたのが六殿神社の創建です。
寿永元年(1182)肥後守菊池隆直を社殿造宮の任にあたらせ給い、直ちに木原山麓の現在地に御社殿を造営し、神領750町を寄進。更に神護寺として円福寺(不動明王ほか5体安置)を建立し、社僧20人をつかわしてその任に当たらせました。
建武元年(1334)肥後守菊池武重は社殿を改築。八幡大菩薩、若宮大神、甲佐大神を合祀し、延元4年(1339)には征西大将軍の懐良親王が勅使として参向され、参拝を仰いだと記録されています。
六殿神社公式サイト より。

一の鳥居

神額

神社入口

二の鳥居

楼門

楼門内の木造狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

本殿


古保山天満宮

宿大神社 大王宮

中王宮