宇留毛(うるげ)菅原神社

熊本市中央区黒髪6-31-1(平成24年4月8日)

東経130度44分31.39秒、北緯32度48分55.1秒に鎮座。

 この神社は竜田口駅の西南西約700m、立田山(標高152m)南東麓に鎮座しています。私達は熊本大学西の西口参道から参拝しましたが、表参道は南から来る南参道のようで、一番立派な鳥居が建立され、石段で境内に上がると岡崎型の狛犬が奉納されていました。参道正面には「天満宮」の額が掛かる妻入りの開放的な拝殿、流造の本殿が建立され、石祠も一基祀られています。境内には巨木もあり、西参道から入る境内入口では昭和3年生まれの火炎が立っているような尾をしている可愛い狛犬が護りを固めています。
 西参道へ廻る方が居られるのでお聞きしたところ、ここから約約1時間程で立田山へと往復が出来るので、市民の方達の手頃な散策コースとなっているようです。

 御祭神:管原道真公
 祭礼日:不明
 境内社:一社
 由緒:創立年代は未詳であるが、享保3年(1718)に改築している(「県神社誌」より)。

南参道入口
南参道入口に立つ根巻鳥居 鳥居に架かる額「管原神社」
境内へと続く石段参道
境内入口
境内の様子
妻入りの開放的な拝殿
拝殿妻下に掛かる額
「天満宮」
拝殿内の様子
流造の本殿

忠魂碑
石祠
石碑 石碑

ご神木
ご神木 ご神木

西参道から入る境内入口を護る昭和3年生まれの狛犬
 阿吽の位置が反対で、熊本では珍しく、先が何本にも分かれた、火炎が立っているような尾をしています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和3年(1928)11月建立)
西参道に立つ明神鳥居

東参道の様子
東参道入口に立つ木製鳥居 東参道入口に立つ
社号標