総社神社

熊本市中央区万町2-21(平成24年4月7日)

東経130度41分56.9秒、北緯32度47分27.85秒に鎮座。

 この神社は熊本駅から北東に約1km、熊本全日空ホテルニュースカイの北約100mに鎮座しています。
 本来は隣接する生長の家(廃寺となった安楽寺跡地の境内)に鎮座していましたが、明治元年の「神仏分離令」により現在地に移され、現在では北岡神社(熊本市春日)の飛地境内社として管理されているのだそうです。総社は古来から1国に1社ずつ置かれましたが、国司の参拝社で氏子が無く、国司の権勢の衰えと共に維持管理が大変になったのでしょう。
 路地の奥の駐車場の片隅に御神木が聳え、入り口には神門が建立され、境内の入口には鳥居。すぐ目の前に妻入りの拝殿と鞘堂が建立され、拝殿内に本殿が建立されています。
 総社神社の祭事として、奇習「 摺鉢舞 」が行なわれていますしたが、明治30年頃に一旦中止されました。その後長らく途絶えていましたが、平成4年(1992)「 風流街浪漫フェスタ 」で復活し、現在も齋籠祭に奉納されているようです。

 御祭神:建速須佐之男命、荒神霊
 祭礼日:1月7日・10月18日 齋籠祭(俗稱摺鉢舞)
 由緒:万治元年勧請・明治12年6月19日存置

社頭
神社入口と神門
明神鳥居 鳥居に掛かる額
境内の様子
妻入りの拝殿
拝殿内の様子と本殿
社殿全景と本殿鞘堂

御神木