桜山神社

熊本市中央区黒髪5-7-57(平成24年4月8日)

東経130度44分7.61秒、北緯32度48分42.57秒に鎮座。

 この神社は白川右岸、337号線沿いに鎮座しています。
 入口には左に 「宮部先生 太田黒先生 外百四十四士之墓」碑、右に旧社号標の「桜山祠殿」が立ち、坂道の参道を上がると右に神風連資料館が建ち、更に奥に境内が作られ、妻入りの拝殿、参道に鳥居、流造の本殿が建立されています。
 又、誠忠の碑、百二十三士の碑が整然と祀られる様には感動を覚えます。

 御祭神:維新の際に国難に殉じた肥後勤王党・神風連の変にたおれた太田黒伴雄ら二百七十八柱
 祭礼日:不明
 由緒:桜山神社は、大正2年に建てられたもので、当所は桜山祠殿と称されました。其の後、昭和23年9月に祠殿から神社へとなったことに伴い桜山神社と称されるようになりました。
 神殿の奥には「誠忠之碑」と「百二十三之碑」の二つの碑がたてられており、「誠忠之碑」は維新の際に国難に殉じた肥後勤王党の宮部鼎蔵などの二十三士を祭っており、「百二十三之碑」は、神風連の変にたおれた太田黒伴雄ら百二十三士を祭っています。
 また、拝殿の西側には、敬神党二十三士の墓碑と肥後勤王党の育ての親である林桜園の墓があります。
 現在は、ここに二百七十八柱の霊が祭られています。

社頭
参道左に立つ
「宮部先生 太田黒先生 
外百四十四士之墓」碑
参道右に立つ
旧社号標「桜山祠殿」
参道の様子
参道に立つ明神鳥居 鳥居に掛かる額
参道の様子
境内の様子
妻入りの拝殿
拝殿内の様子
本殿への参道に立つ明神鳥居
玉垣と流造の本殿
本殿に向かい左後方に立つ「百二十三士之碑」 本殿に向かい右後方に立つ「誠忠之碑」
誠忠の碑、百二十三士の碑 入口と碑

神風連資料館
宮部鼎蔵の歌碑 顕彰荒木精之大人碑