出水(いずみ)神社
熊本市中央区水前寺公園8-1(平成24年3月26日再訪)
東経130度44分12秒、北緯32度47分18.76秒に鎮座。
この神社は水前寺成趣園内に鎮座しています。昔は無料でしたが、現在は400円の入園料を納めないと参拝することが出来ません。(これだけの庭園を維持管理するのは大変なご苦労がいることですから、私は入園料を払うことに別に異議はありません。)
一の鳥居を潜ると左右には有名な「いきなり団子」屋さん等が軒を並べる門前商店街。その奥に水前寺成趣園入口があり、神社は庭園の左手に鎮座しています。入口には二の鳥居が建立され、手水舎を左に見て参道を進むと、参道左右にサーカス狛犬が乗る灯籠が奉納されています。千鳥破風付き入母屋造りの大きな拝殿の右には社務所、左には神楽殿が回廊で繋がれています。その他、御神水「長寿の水」や五葉の松などが整然と配されています。
又、東海道五十三次の景勝を模したといわれる池を中心にした桃山式回遊庭園の散策も、見応えがありました。
御祭神:主座:細川藤孝卿(初代)、細川忠興卿(2代)、細川忠利卿(3代)、細川重賢卿(8代)、配座:細川光尚朝臣(4代)、細川綱利朝臣(5代)、細川宣紀朝臣(6代)、細川宗孝朝臣(7代)、細川治年朝臣(9代)、細川斉茲朝臣(10代)、細川斉樹朝臣(11代)、細川斉護朝臣(12代)、細川朝臣(13代)、細川護久朝臣(14代)、細川玉(忠興室)通称ガラシャ
祭礼日:春季祭典・4月22日〜4月24日 流鏑馬式、献茶式、能楽式等、夏祭・8月第1土曜日 薪能神事、秋季例大祭・10月18日〜10月20日 流鏑馬式(20日前後の休日)献茶式(19日)献幣祭・能楽式(20日)、月次祭・毎月1日、7日、15日
境内社:稲荷神社
由緒:明治10年西南の役で、熊本の城下は焼野ヶ原となりました。旧藩主を敬い慕っていた旧藩士たちは、藩主の御霊を祀り御恩に報い、御恩徳によって、戦いで荒んだ人心を安定させ、熊本の町を発展させようとの願望から崇敬者相集い、細川家に関係の深い水前寺成趣園の地を選びここに社殿を創建し、細川藤孝公ほか3柱を斎鎮しました。後に歴代の藩主10柱及び忠興公室ガラシャ夫人が合祀されました。
たまたま先の第2次世界大戦の戦禍を蒙った社殿は殆ど焼失し、辛うじて難を免れた御神庫と神楽殿を旧社地に移し仮社殿としてお祭りして参りましたが、昭和45年に至り御神殿の御再建の気運高まり「御復興奉賛会」を設立し工事を進め、越えて昭和48年12月7日現在の社殿が見事に完成しました。
(「水前寺成趣園」公式サイトより)
表参道入口 |
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表参道入口に建つ一の明神鳥居 |
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門前商店街 |
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「国指定名勝及び史跡水前寺成趣園」碑と成趣園入口 |
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成趣園入口から見る神社遠景 |
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社頭 |
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神社入口に立つ二の明神鳥居 |
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境内の様子 |
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手水舎 |
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千鳥破風付き入母屋造りの大きな拝殿 |
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拝殿内の様子 |
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本殿屋根と正面 |
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拝殿と回廊で繋がる神楽殿 |
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御神水「長寿の水」 |
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五葉の松 |
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宝物殿? |
幽斎公300年祭記念碑 |
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能楽殿
出水神社の薪能は、全国に伝えられる薪能の中でも五番目の古い歴史を誇っています。 |
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能楽殿内の様子 |
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入り口から見える水前寺公園の風景
池を中心にした桃山式回遊庭園で、築山や浮石、芝生、松などの植木で東海道五十三次の景勝を模したといわれています。 |
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湧水池と大小様々な島々 |
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富士山を模した築山 |
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南側から見た湧水池
遠くに日本橋と出水神社の鳥居が見えます。 |
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湧水池越しに見える、大正元年に京都(御所)から移築された、古今伝授の間( 重要文化財) |
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初代熊本藩主・細川忠利公、肥後細川家初代・細川藤孝公銅像 |
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