二宮神社

菊池市旭志伊萩1049(平成24年4月8日)

東経130度51分27.75秒、北緯32度56分54.27秒に鎮座。

 この神社は旭志中学校の北約700mに鎮座しています。入口には高い明神鳥居が立ち、石段の参道を上がった石垣の上に「二宮」と記された額が掛かる木製両部鳥居が建立され、左右にこの地域独特の口髭を持つ狛犬がいます。更に石段を上がると境内で、正面に唐破風付き入母屋造りの拝殿と本殿が建立されています。境内にはご神木のイチョウが聳え、枝垂れ桜が満開でした。また、社地には境内社や観音堂が点在し、合志川沿いの桜並木も綺麗に見えました。

 平成21年に50年に一度開催される遷宮祭が賑々しく執り行われたようですが、境内には案内が無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。

社頭
神社入口
入口に立つ明神鳥居 鳥居に掛かる額
石段の参道
参道途中に立つ二の木製両部鳥居 鳥居に掛かる額「二宮」
二の鳥居脇にいる明治28年生まれの狛犬
この地域に多く見られる狛犬で、長い垂れ耳、ゲジゲジ眉毛、特徴的なのがピンピンと立った口髭。鬣や太い尾には流れる様な深い曲線で毛が表現されています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治28年(1895)9月大祭日建立)
石段の参道と境内入口
境内の様子
唐破風付き入母屋造りの拝殿
拝殿目貫彫刻・兎・鯉、狛犬と牡丹
拝殿木鼻・狛犬と象
拝殿内の様子
本殿
拝殿木鼻・狛犬と象、中央に白沢?
本殿斗組の霊獣達

境内社:宝満宮
猿田彦大神
観音堂

ご神木・イチョウ
枝垂れ桜
八重桜

境内から見える合志川沿いの桜並木