天子宮

菊池郡大津町森223(平成24年4月8日)

東経130度53分50.42秒、北緯32度51分36.32秒に鎮座。

 この神社は白川の北に鎮座しています。石垣が積まれた社地の入口には台輪鳥居が立ち、石段を上がると境内です。すぐに昭和11年生まれの狛犬が目に入り、奥に又石段が在り、上の境内の左手には水鉢、右手にご神木の椋木が見られます。中央奥に入母屋造りの拝殿、その後ろに板塀と流造の本殿が建立されています。

 御祭神:景行天皇、同皇后、管原道真公
 祭礼日:11月23日
 由緒:森神宮又は七巻き天神とも云う。森神宮は 建仁3年(1203)「瑞垣之宮」と称し村中の産土社となり貞和3年(1347)松古閑より現在地に遷座し ご神木「椋木」を植える。(古くは神木に注連縄を七巻きして祭る)
 明治37年(1904)森神宮新築

社頭
入口に立つ台輪鳥居 鳥居に掛かる額
石段参道と境内入口
境内入口にいる昭和11年生まれの狛犬
太く緩やかな縦ロールの鬣が特徴的な、大きな頭部を持つ狛犬です。大きく見開いた目に瞳が彫られ、口蓋が動物のように割れています。阿は口中に玉を含み、吽の鋸歯が目立ちます。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和11年(1936)11月24日建立)
上の境内入口
境内
入母屋造りの拝殿
板塀と流造の本殿

石祠 森神宮新築記念碑

ご神木・椋木