入道水(にゅうどうみず)菅原神社
菊池郡菊陽町原水3394(平成24年4月8日)
東経130度50分35.05秒、北緯32度52分28.92秒に鎮座。
この神社は入道水公民館と堀川を挟んで反対の位置、北側に鎮座しています。
参道入口は堀川南の公道沿いにあり、そこに立つ一の鳥居から約120m程北に境内入口があります。参道途中には堀川が流れ、現在はごく一般的な橋が架かっていますが、旧来はここに「眼鏡橋」が架かっていました。けれど大雨時には眼鏡橋周辺の水害がたびたび発生し、崩壊の危機が生じた為、現在は、菊陽杉並木公園に移設、両側の石積みと高欄を追加再建され展示されています。
橋を渡りきると、石段の参道が境内入口へと続いています。周囲は推定樹齢・約400年のご神木・大楠や杉林が鬱蒼とした雰囲気を漂わせ、如何にも古社に相応しい佇まいを見せています。境内入口は昭和5年生まれの熊本っぽい狛犬に護られ、正面に千鳥破風唐破風付き入母屋造りの拝殿、流造の本殿が建立され、境内には土俵も設えられています。
御祭神:菅原道真神
祭礼日:11月23日
合祀社:猿田彦神、水神(神石)
由緒:明応2年(1493)筑前国大宰府神社より勧請する。慶安2年(1649)火災により社殿焼失。同年10月社地を古庄八右衛門所有地に移し改築遷座。寛政6年(1794)再度火災にあい、同年再び元(現社地)の社地に遷座し、社殿を新築する。
従来村社、後、神饌幣料供進指定社
大正15年(1926)9月25日拝殿改築
昭和24年(1949)11月25日本殿改築
他に天明7年(1787)8月奉納の手水鉢一基 天保7年(1836)丙申7月奉納の石灯篭一対 昭和5年(1930)2月奉納の狛犬一対 昭和6年(1931)4月奉納の石灯篭一対 昭和8年(1933)11月奉納の石鳥居あり。
昭和28年(1853)5月22日宗教法人法により法人登記
参道入口 |
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参道入口に立つ明神鳥居 |
鳥居に掛かる額 |
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境内の様子 |
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千鳥破風唐破風付き入母屋造りの拝殿 |
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拝殿内の様子 |
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流造の本殿 |
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土俵 |
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ご神木・大楠
推定樹齢・約400年、幹まわり・6.80m、根まわり・10.10m、樹高・25.00m、枝幅・26.30m |
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