木下菅原神社

人吉市南泉田町45(平成19年6月24日)

 この神社はJR肥薩線・ひとよし駅の東北東約900m、肥薩線の線路際に鎮座しています。そんなに大きな社地ではありませんが、肥前鳥居のようにドッシリとした鳥居を潜ると、境内は綺麗に整備され、社殿もよく手入れされている、氏子さん達の崇敬の気持ちが色濃く感じられる神社でした。

 御祭神:菅原道真公
 例祭日:11月25日
 由緒:創建は不詳ですが、「昔は古木に祀られ、その為この辺りを「天神の森」と称していたが、大永年間(1521〜28)に初めて祠を建て、神様を丁寧に祀った。」という伝承が残っています。その後、文禄3年(1592)に社殿は修復され、元禄8年(1695)には新しく社殿が造営され、御神体も石造から木造に改められました。その後、大正、昭和と社殿・境内の整備が行われています。

神社入口 境内の様子と拝殿
本殿 神使い・牛


(明治35年(1902)建立)