年禰神社
阿蘇市一の宮町宮地(平成24年4月4日)
東経131度7分18.25秒、北緯32度56分44.65秒に鎮座。
この神社は阿蘇神社の北東役350mに鎮座しています。
ブロック塀に囲まれた社地に入ると、すぐ正面に東二区地域学習センターが建ち、右に回って奥のブロック塀内に本殿が建立されています。
この社に案内は無く詳細は不明ですが、ネットで検索したところ、関係する事項として「(財)熊本県立劇場伝承芸能調査事業 市町村別データベース(阿蘇市)」には下記のように記載がありました。
祭礼(神社行事)田作り祭り 五穀豊穣
3月卯の祭り期間中の巳の日から亥の日 阿蘇神社 他
《特色》この祭りは、本来阿蘇神社の祭りではなく、阿蘇神社の社家が祀る年禰神社の祭りであるという。巳の日に年禰神社の御神体(国龍神)を御輿に移した後、神輿は旧社家宅を一日ずつ泊まって廻る。社家の家では宅祭りが行われ、古代神楽が舞われる。申の日は、御前迎えの行事が行われる。この祭りは、吉松宮(阿蘇町赤水)から国龍神の花嫁神を迎える祭りで、花嫁神が阿蘇神社に到着したときには、氏子が火振りを行う。このあと阿蘇神社で御神婚の儀が行われる。亥の日は「祭りあげ」とよばれ、阿蘇神社で田作り神事が行われる。これは、神官達が一年間の農作業を模倣して演じるものである。この日には、阿蘇神社参道に農具市が立つ。
又、御祭神は阿蘇十二明神の内の三宮:阿蘇神社の主祭神建磐龍命の舅神・國龍神(年禰神)と思われます。
社頭 |
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入口に立つ明神鳥居 |
鳥居に掛かる額 |
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境内に建つ東二区地域学習センター |
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境内の様子 |
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ブロック塀と本殿 左右から |
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本殿正面 |
本殿に掛かる額 |
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ご神木・銀杏 |
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