馬場八幡宮

阿蘇市一の宮町坂梨1379(平成24年4月4日)

東経131度8分38.59秒、北緯32度56分12.98秒に鎮座。

 この神社は宮地から57号線で東に向かい、一の宮町坂梨信号で213号線に入り北に約400m、小さな川を越えたら右折し約200m程進むと神社が鎮座しています。
 石垣の上に玉垣が連なる社地中央部分に鳥居が建立され、石段を上がると境内です。入口脇にはスマートな狛犬が居り、正面に妻入りの拝殿、奥の塀内に本殿が建立されています。又、社殿右には境内社や石碑、左には土俵が設えてあります。

 御祭神:応神天皇 品院和氣命、神功皇后 息長帯姫命、阿蘇三宮 國龍大明神、阿蘇四宮 比東芬q神、阿蘇五宮 彦御子明神、阿蘇六宮 若比当セ神、阿蘇七宮 新彦明神、阿蘇八宮 新比当セ神
 祭礼日:9月28日・例大祭(神幸式を執り行う)、1月1日・歳旦祭、7月18日・土用入り祭、11月23日・新穀感謝祭、12月31日・大祓祭並びに除夜祭
 境内社:天満宮他
 由緒:由緒の正確な記録はないが八幡宮は古来、源家の氏神として尊崇せられていた神であるので源平の争乱の頃源家の流れを汲む鎮西八郎為朝がこの地に城を築き居住した記録が残されている(肥後国誌)ことを考慮すると、為朝が鎮守社とした(1151)と推察しても不自然ではない。約860年前の事である。
 石灯篭の古いものに享保14年(1730)の刻銘が残っている。後世阿蘇三宮より八宮まで六座の神が併祀されている。これは阿蘇開拓の祖神を尊び合祀されたものと思われるが年代は不詳である。
 明治6年(1874)白川県(熊本県)より当社を第266区の郷社として指定を受けている。
 明治27年(1894)に旧坂梨村の村社となった。



社頭
神社入口
入口に立つ明神鳥居 鳥居に掛かる額「八幡宮」
境内入口
境内の様子
参道の様子
境内入口にいる昭和11年生まれの狛犬
阿は口中に玉を含み、スマートで背筋を伸ばした堂々たる狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和11年(1936)9月吉日建立)
妻入りの拝殿
拝殿内の様子
拝殿内にいる石製の神殿狛犬
流造の本殿

境内社 災害復興の碑
境内社:天満宮
土俵 社務所
ご神木・樹齢400年の大杉