祖母神社

阿蘇郡高森町高森2551(平成24年4月4日)

東経131度8分25.04秒、北緯32度49分29.12秒に鎮座。

 この神社は高森町で265号線が325号線にぶつかる約80m北から東に入ると300m程の道路角に鳥居が立っています。東に向かう参道には社号標が立ち、杉の巨樹の並木の中に二の鳥居、三の鳥居が建立され、御塩井碑、龍頭付手水鉢の脇の石段を上がると境内に入ります。杉の森の中の開けた一画に青銅製の狛犬が護る妻入りの拝殿、流造の本殿が建立され、社殿左右には御神像が鎮座する境内社が三社祀られています。

 御祭神:阿蘇都媛命、配祀:國龍命・比東芬q神・若彦命・彦御子命・新彦命・新比当ス・ 彌比当ス・速瓶玉命・豐磐窗大神・櫛磐窗大神
 祭礼日:7月22日・夏季大祭例祭
 境内社:年祢宮、八幡宮他
 由緒: 当神社は平成五年から遡ること千六十六年前人皇第六十代醍醐天皇の延長五年九月十九日阿蘇大宮司友仲公によって創建された神社である。
 旧社殿は創立当時のものであったが大正四年三月一日惜しいかな火災のため消失し貴重な文化財を失った。
 御祭神は阿蘇二の宮阿蘇都比賣命を主神として国土創の功あった御一族の神々九柱の神霊であるが阿蘇都比賣命は初代大宮司惟人命の祖母に当たられるので祖母神社と称した。
 社殿向って右に大公孫樹左に千年の風雪に堪えた大黷ェ亭々として天に聳えて壮観であったが昭和五十八年神社庁の承認を得て売却した。(この価格八百八十万年)
 尚表参道に大杉二本があったが是れ又台風に依って倒伏した。
 現在参道に杉二十数本いづれも長き樹令を保ち樹勢益々旺盛にして御神徳の高大なるを象徴している。
 氏子戸数八十八世帯

神社遠景
社頭
入口に立つ明神鳥居 社号標
参道の様子
樹齢・約350年の杉並木
参道の様子
参道途中に立つ二の台輪鳥居
境内前の参道の様子
三の根巻鳥居 鳥居に掛かる額
御塩井碑 龍頭付手水鉢
境内入口
境内の様子
拝殿前、平成7年生まれの青銅製狛犬
(平成7年(1995)9月19日建立)
妻入りの拝殿
開放的な拝殿内の様子
三間社流造の本殿

境内社:年祢宮
年祢宮の御神像
境内社前で憩っている御神牛
境内社:天満宮?
御神像
境内社:八幡宮
八幡宮の御神像
境内入口から参道を振り返る