下野菅原神社

阿蘇郡南阿蘇村下野646(平成24年4月4日)

東経130度59分48.77秒、北緯32度54分8.47秒に鎮座。

 この神社は肥後本線・赤水駅の南約900m、149号線東に鎮座しています。
 社地は道路から少し上がって斜面上に造られており、前方には檜、杉などの林。入口には側面に由緒が書かれた木星の社号標と鳥居が立ち、石段を上がると境内。すぐ脇に狛犬が居り、目の前に拝殿。右手に広い境内から社殿を見ると拝殿に続き弊殿、その後に独立して本殿が建立されています。
 静寂に充ち満ちた長閑な神社でした。

 本社の創建は明確ではないが建築様式から江戸中期以降とみなされ、既に三百年近くになるものと推定される。壱間社流破風造りで扉前八尺三寸の特大で五つ前出の所定の彫刻を施し、木割の大きさ等剛重堅宇にして往時の技術が偲ばれます。天保14年11月桁上屋根の改修、明治33年5月拝殿改修をした記録があり、その後幾星天変風雪に耐えて来たが、近年老朽損壊の為改修したものである。

 上記案内には、御祭神名が記されていませんが 、管原神社ですので御祭神は管原道真公と思われます。

社頭
神社入口
入口に立つ明神鳥居 社号標
石段参道と境内入口
境内入口にいる大正15年生まれの狛犬
上向き、咆吼スタイルの可愛い狛犬達です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正15年(1926)11月1日建立)
境内の様子
拝殿
拝殿内の様子
弊殿と流造の本殿

御神木・大檜