(いげ)神社

天草市栖本町馬場96-69 (令和4年5月9日)

東経130度16分23.14秒、北緯32度24分54.28秒に鎮座。

この神社は、天草市役所の南東7km程の辺り、栖本町馬場の街外れに鎮座しております。

御祭神 いげ神

由緒
宝暦10年(1780)時の庄屋、土黒太郎右衛門重友は差原神殿の干拓工事に着工したが最後の汐止工事がしばしば難行して人柱擁立が噂されるに至った。この時工事参加の若い女性お年さまは足に踏んだ荊が化膿して高熱に苦しんでいたが、自ら申し出て人柱となられた。ために、さしもの難工事も見事完成し一帯の海は美田と化した。庄屋重友はその徳を讃えその名を後世に残すべくこの地に祠を建立した。
明和元年(1764)旧8月15日、年神社、通称いげ神さまである。爾来、歳月はながれて225年、この間改築も数回行われたが、昭和5年改築以来、59年を経過し、その老朽化は著しく進んだ。また諸願成就霊験の近郷に広まり、多くの信者から再建の声が急速に高まった。ここにおいて信者三千は相集い相計らい進んで浄財を寄進し、遂にこの新社殿の竣工落慶を見るに至った。
境内由緒書き より。

神社全景

鳥居

神額

境内

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(平成元年(1989)11月吉日建立)

拝殿内部

いげ神様?

本殿