住吉神社

南国市大嚏ロ岡山乙3423(平成19年4月1日)

 この神社は国道55号線・南国バイパスの吾岡山文化の森公園西の信号から南に入り、すぐ二股を右に入り大囃c地北を通り900m程進むと、右側に鎮座している筈でした。ところが、入口と狛犬の写真を撮り境内に繋がる階段を登ろうとすると、立ち入り禁止の立て札。「どうしたんだろう?」と思案に暮れていると、お隣の方が家の前の掃除を始めたのでお聞きすることにしました。すると「今、境内の改修工事中なので、お社はこの先の建設会社資材置き場に仮鎮座してありますよ。今日は休みなので入れますから、行ってみたら。」と、ご親切に教えて下さいました。そこでさっそく建設会社の資材置き場に行くと、本当に運搬時に使用されたと見られる、鉄骨が組まれた中に、社殿が鎮座していました。社殿は小振りながら木鼻や脇障子の彫刻が素晴らしく、教えて頂いて本当に有り難く思いました。
 というわけで案内など有ろう筈もなく、勧請年月・縁起・沿革等は不明ですが、御祭神は底筒男命・中筒男命・表筒男命の住吉三神と神功皇后の四柱と思われます。

神社入口 階段の参道
鳥居の後にいる天保5年(1834)生まれの浪花系狛犬。
今はお守りするものもなく、のんびりと時を過ごしているようです。
(天保5年(1834)5月吉日建立)
建設会社資材置き場に仮鎮座してある社殿
運搬時に使用されたと見られる、鉄骨が組まれた中に鎮座する社殿
木鼻の龍と頭貫下の狛犬
脇障子の聖人お二人