南国市国分(平成23年3月28日)
東経133度38分31.98秒、北緯33度35分40.9秒に鎮座。
この神社は四国霊場第29番札所・国分寺境内の南西角に鎮座しています。
参道入口には昭和14年生まれの狛犬がいて、台輪鳥居を潜った先の参道突き当たりに社殿が建立されています。これが嘗て土佐国総社として崇敬されていた古社?と疑問に感じるほど小さな社地の神社ですが、氏子さんがいない現在では致し方のない現実の姿なのでしょうか?
参拝者もお隣の国分寺境内には引きも切らず訪れていましたが、こちらの神社には私達の他には見あたりませんでした。国分寺境内のお花見は大いに楽しませて頂きましたが、神社崇敬者としては、やや寂しい心持ちのする参拝でした。
御祭神:延喜式二十一社祭神
祭礼日:不明
境内社:4社
由緒:比江に国庁が置かれ国司が土佐を治めていた時代に、国内の代表神社(式内社)を巡拝することに代えて土佐国二十一社(安芸三、香美四、長岡五、土佐五、吾川一、幡多三)を国庁所在地に勧請して一社を建設したのがこの総社といわれる。
当初は国分新町の南方にあり、次いで元国分寺境内の現在地に移されたものである。
参道入口に立つ台輪鳥居 |
参道入口にいる昭和14年生まれの狛犬 佐賀の岩狛さんと広島の玉乗りを併せたような造りをしています。阿吽の位置が反対で、ゴジラのような顔つき、阿は玉というよりも太鼓の上に寄りかかっているような感じです。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(昭和14年(1939)2月吉日建立) |
参道の様子 |
境内入口 |
社殿 |
末社 | 末社 |
末社 | |
四国霊場第29番札所・国分寺
国分寺金堂 | |
国分寺に咲くしだれ桜 | |