妙見宮

室戸市佐喜浜町苫阪(平成19年3月30日)

 この神社は国道55号線・佐喜浜信号から368号線に入り、唐ノ谷川の手前300mを左折すると右側に鎮座しています。一の鳥居から境内へ上がる階段まで150m程の参道が続き、小丘上のこんもりとした鎮守の杜に切り開かれた境内には、横に広い拝殿と、覆い屋内に微かに彩色の残る流れ造りの本殿、境内社が二社、点在していました。又、妙見宮というのに、本殿内には木製の鹿が一体奉納されていました。
 この社には案内が無く、御祭神・創建・由緒など全て不明ですが、四国地方の妙見大明神の多くは、北斗七星を祭祀し、星の神・天香香背男命を御祭神としてお祀りしている社が多いようです。

神社遠景
神社入口 階段の参道と二の鳥居

二の鳥居脇の天保8年(1837)生まれの浪花狛犬。横に広い潰れ気味の顔に、まん丸い目と大きめの鼻が付けられています。足も身体も寸胴で、素朴な感じがする狛犬です。
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(天保8年(1837)5月建立)

境内入口の天保15年(1844)生まれの浪花系狛犬です。苔むして貫禄充分ですが、私と同じように身体のお肉が余っているところが、相身互いのように思えて、とても親しみが湧きますね〜。    狛犬の拡大写真はこちらで

(天保15年(1844)9月8日建立)
横に広い拝殿 本殿覆い屋
本殿 本殿内にいた木製の鹿
末社 末社
境内の様子