高知市一宮中町2-7(平成23年4月1日)
東経133度34分37.57秒、北緯33度34分41.26秒に鎮座。
このお旅所は土佐神社の南約1.2kmにあります。御旅所には四角柱の石の台が置かれているのが普通ですが、流石一ノ宮、此処は神殿造りのお旅所で、一般的な神社と見まごう造りをしています。
御祭神:味鋤高彦根神、一言主神
祭礼日:8月24・25日・志那禰祭
由緒:明治13年建立。
土佐神社の大祭「志那禰祭」の神幸祭に際して神輿が仮に鎮座する場所です。
神殿造りのお旅所は珍しく一宮ならではの建物です。
古くは、須崎市浦ノ内に祀られる鳴無神社をお旅所とし、江戸時代からは、高知市五台山の小一宮様(現在の土佐神社離宮)をお旅所としていずれも海路御神幸しました。諸般の都合により明治13年当地に建立し徒歩にて御神幸するようになったものです。
お旅所祭は祭儀上重要なもので現在も鳴無神社に向かい巫女により神楽を奉納しています。
社頭 この地は土佐神社の南約1.2kmにありますが、神社右に建つ鳥居は土佐神社の鳥居です。 |
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お旅所入り口 | |
境内の様子 | |
龍を頂いた灯籠 | |
拝殿 | |
本殿鞘堂 | |