仁井田神社
高知市仁井田3514(平成23年4月1日)
東経133度34分52.22秒、北緯33度30分58.31秒に鎮座。
この神社は浦戸湾の東、三里小学校の西北西約400mに鎮座しています。
三里小学校から西に約350m、興隆寺を過ぎると、左側に鳥居と御旅所・狛犬が見えてきます。此処が仁井田神社の御旅所で一の鳥居が建立されている場所です。
ここから神社へは道なりに北へ北へと約260mくらい進みます。豊かな森の中に、ひときわ天にまで聳えているかのように堂々とした姿を見せているのが大楠で700有余年の樹齢を経てきた強者です。神社の入口には二の鳥居が立ち、境内の入口までに御旅所から合計四基の鳥居が建立されています。
周囲を大きな木々に囲まれた境内は実に神寂びた良い雰囲気の神社で、入母屋造り千鳥破風付きの屋根を持つ大きな拝殿と、春日造りの本殿が、周囲の景観とマッチしてしっとりと落ち着いた雰囲気を漂わせていました。
御祭神:大日本根子彦布図瓊命他五柱
由緒:古くは五社大明神とも言われていた。天正15年(1587)頃、高岡郡の仁井田明神(現四万十町窪川の高岡神社)を勧請して祀ったのが当社という。
参道入り口の大鳥居のすぐ左に、樹齢七百余年、幹回り7m、高さ30mもある見事なご神木・大楠がある。
元和元年(1615)以来、祭礼には毎年大相撲が奉納されるようになり、この大相撲に出場しないと他の場所での相撲には出場できないという慣例が生まれた。
あまりもの大盛況であったため、「待った」などと言っていたら全部が済まないことになり、そこで「仁井田の相撲で待ったなし」の俚言が生まれたという。
(「土佐の地域文化記録保管庫」より)
三里小学校から西に約350m、興隆寺を過ぎると、左側に鳥居と御旅所・狛犬が見えてきます。此処が仁井田神社の御旅所で一の鳥居が建立されている場所です。 |
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鳥居に掛かる額 |
御旅所 |
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一般道と兼用の参道に立つ注連柱 |
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社地南の参道 |
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社頭 |
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神社入り口に立つ二の鳥居 |
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神橋 |
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社頭に堂々と聳える、市保存樹木指定のご神木・大楠
樹高・27m、目通り幹囲・6.0m、推定樹齢・700有余年 |
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参道の様子 |
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参道途中に立つ三の鳥居 |
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手水舎 |
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境内へと続く石段参道 |
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境内入口に立つ四の鳥居 |
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本殿木鼻・狛犬 |
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鎮守の杜の様子 |
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境内のご神木・大イチョウ |
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