高知八幡宮

高知市はりまや町3-8-11(平成19年3月31日)

 この神社は国道32号線・高知橋南詰200m東にあり、境内のすぐ裏は江ノ口川で、高知市の中心部に鎮座しています。私達は昔、城内にあった八幡宮がここに遷座されたことを知らず、城内をくまなく探してしまったのですが、やはり少しは事前に下調べをした方がいいのかも…。

 御祭神:応神天皇、神功皇后、多記理比売神、市杵島比売神、多岐都比売神
 例祭日:1月1日・歳旦祭、2月節分の日・節分祭、3月15日・春祭、6月30日・夏越祭、7月28日・夏祭、11月24〜25日・例大祭
 由緒:往古、高知市周辺の頒主であった大高板氏が大高坂城(高知城)の守護神として歴應の頃京都石清水八幡宮から城内に勧請したと伝えられ、慶長年間山内氏土佐入国と共に城内城下鎮守の神として崇敬されてさました。特に藩主の崇敬篤く、土佐藩主直祭社となるとともに、城下高知街、北街、下知村の産土神として尾土に遥拝殿を設けて氏子の祭祀を奉仕したのであります。旧藩時代(江戸時代)の当宮の祭礼は高知祭と称し盛大を極めた記録が多く残っております。
 明治に至り城下庶民の懇望により、三年尾土の遥拝殿を、四年八月十二日坂吸鋳座の本宮を現社地に奉遷しました。また神社は国家の宗祀として国の管理下に置かれる事となり、明治五年社格を定められるに当り郷社に列し、明治十九年四月十三日県社に昇格しました。当宮は、藩政時代は高知御城内八幡宮又は城内正人幡と称され、武士はもとより広く城下町民に崇敬されておりました。明治以降正式には県社八幡宮と称し、一般には山田町八幡さまと親しまれ高知城下中心地の氏神様として又、文化、産業の守護神、厄除、開運、交通等の守護神として広く崇敬されてきております。
 昭和二十一年国の管理を離れ宗教法人となり神社本庁に所属、昭和四十二年高知八播宮と改弥しました。(高知八幡宮公式HPより)

社号標
神社入口にいる明治34年生まれの浪花狛犬。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治34年(1901)5月建立)
神社入口 立派な拝殿
本殿前の木製神殿狛犬二対
AM6:31という早朝で、拝殿の戸は閉められ、ガラス越しに薄暗い社殿内にいる狛犬を撮影したので殆ど判別不能です。下の狛犬は見返りのようです。土佐へは再度参る予定ですので、この次は良い時間に再訪したいと思っています。
本殿
境内の様子
左から
包丁塚、箸塚、魚塚
境内社・恵美須神社
恵美須神社前の昭和31年生まれの狛犬
随分頭の大きい厳つい顔の狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和31年(1956)1月建立)
境内社・大山祇神社
境内社・秋葉神社
境内社・釣船神社入口
釣船神社拝殿
釣船神社拝殿内の様子
左本殿:磐長姫神社、大山祗神社
中央本殿:釣船神社、水神社、瑞宮子育神社
 右本殿:鉾宮神社、青麻三光宮、八坂神社