高知市薊野1375(平成19年3月31日)
この神社はJR土讃線・薊野駅の北西約250m、249号線に入口があります。参道が180m程有る大きな神社で、参道は桜並木となっており、階段上の境内には重厚で立派な社殿が建っています。
御祭神:大國主神、素盞男命、稲田姫命、相殿・東照神社(徳川家康公)、瀧宮神社(事代主神、武内宿禰命)海津見神社(海津見神)
由緒:江戸時代、二代土佐藩主・山内忠義公はその産土神である遠州掛川鎮座の牛頭天王宮を崇敬していましたが、土佐入国後の寛永18年(1641)神道管領長上ト部兼里に命じ掛川よりこの地に勧請し、高知城の東北の鬼門を守る神として社殿を造営しました。牛頭天王は「方位神」の属性があるので、鬼門鎮めの神として祀られたのです。
旧藩政中は城内八社の一で藩主直祭の神社となり、延宝8年(1680)に徳川家康公の位牌殿を設けており、徳川家の家紋である「三ツ葉葵」の使用が特に認められていました。また、山内家から刀工・国時、康光作の太刀(いずれも国の重要文化財)も奉納されています。
明治維新後の神仏分離に依り、神領は別當持ちとして失いましたが、現境内は神社地として残りました。明治元年には「懸川神社」となりましたが、明治44年に現社名に改称しました。
(由緒書より抜粋)
社号標 | 249号線沿いの神社入口 |
参道は桜並木になっています。 | |
昭和3年生まれの大きな鼻で凛々しい狛犬です。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(昭和3年(1928)3月吉日建立) |
二の鳥居からは 階段の参道となります。 |
階段途中の 三の鳥居 |
境内入口の四の鳥居 | 境内の桜の木 |
重厚で立派な社殿 | |
拝殿 | 本殿 |