上夜須八王子宮

香南市夜須町上夜須(平成19年3月30日)

 この神社は国道55号線から県道51号線に入り約5.5km、道路に面して鎮座しています。道路から一直線に伸びた参道を行くと、未だ新しい社号標と、木製の渋い両部鳥居が建ち、その鳥居を潜ると参道は階段となります。境内の桜は丁度5分咲きで、見頃でした。夕暮れ時に深い鎮守の杜の中、静かな神社の境内に咲く桜は得も言われず幽幻な感じがして、最高のお花見が出来ました。又、境内も社殿も綺麗に整えられ気持ちの良い神社でした。

 御祭神:須佐之男命の五男三女神
 例祭日:11月・秋祭り
 由緒:上夜須地区の氏神で、古くは山王権現といい伝えられ、「長宗我部地検帳」によれば、5反12代(52a)余りの神田を有していました。
  この神社は「四つ足」を忌みきらい狛犬を置かず、祭礼にも獅子舞など行わず、少年の花棒と、青年の20人棒が奉納されていましたが一時中断。昭和47年11月より20人棒のみ復活され、現在町の保護無形民俗文化財に指定されています。なお、境内には、四つ足嫌忌伝説を物語る馬の首塚と称されるものがあります。(夜須町文化財めぐりより)

神社遠景 社号標
神社入口 境内の様子
拝殿 本殿
境内社・近藤神社 境内社
境内に咲く桜のお花は未だ5分咲くらいで
鎮守の杜の緑の中、最高のお花見ができました。