熊野神社

香美市土佐山田町新改(平成23年3月28日)

東経133度40分47.24秒、北緯33度37分16.66秒に鎮座。

 この神社は香長小学校と新改川を挟んで反対側の川の北側に鎮座しています。周囲は田園地帯で、その中に鎮守の杜がポッカリと見えます。入口には社号標と共に三基の鳥居が建立されt、其の後ろに大正生まれの狛犬がいます。境内には、現在も奉納相撲が行われているのでしょうか?土俵が作られています。
 境内北には千鳥破風付き入母屋造りの拝殿と、市指定文化財で宝永6年(1709)に再建された本殿が建立されています。

 御祭神:伊邪那美命、合殿:日吉(ヒエ)神社他
 祭礼日:歳旦祭・1月1日朝、新年祭・2月24日、夏祭・7月(前日宵祭)、例祭・11月2日(前日当家祭)、記念祭・11月30日、月次祭・各月15日夜
 境内社:八坂神社
 由緒:平安鎌倉の頃(700年ほど前)土佐古代の名族八木氏が当所、松本谷、西谷の三ヶ所に紀伊の国(和歌山県)から勧請したという。三社に各々神宮寺(神社所属の寺院)があったが江戸時代のはじめ三寺が合併して神田(ジンデン)山に移り長久寺と称えた。
 明治43年に西谷と松本の社を日吉の神たちとともに当神社に合祀し奉り今日に到る。旧郷社。現在の本殿は宝永5年(267年前)の再建になる。



社頭
入口に立つ一の台輪鳥居
社号標 二の台輪鳥居
三の台輪鳥居
参道の様子
参道にいる大正6年生まれの土佐型狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正6年(1917)10月吉日建立)
土俵がある境内の様子
千鳥破風付き入母屋造りの拝殿
流造の本殿
境内社:八坂神社 手水と水神?
神札授与所