八幡神社

横須賀市久里浜2-17-9(平成22年5月3日)

東経139度42分10.56秒、北緯35度13分36.84秒に鎮座。

 この神社は京急久里浜駅の南西約220mに鎮座しています。市街地に鎮座する神社ですが、社殿や境内周囲には緑が目立ち、整備も行き届き、境内も社殿もとても綺麗にされています。
 豊川稲荷社と伏見稲荷社という日本を代表するお稲荷さんが境内社として祀られ、又、多分、日本でここ一社と思われる「海軍工作神社」という珍しい境内社も祀られています。

 御祭神:応神天皇、配祀:天照大御神、大物主大神、菅原道真公、素盞嗚尊、大山祇大神
 祭礼日:7月20日頃の土日曜日
 境内社:豊川稲荷社、伏見稲荷社、海軍工作神社
 由緒:日本書紀が書かれた養老4年(720)当時の武人達によって創建されたと伝えられております。
 天正18年豊臣秀吉は天下統一の最後の小田原攻めにより三浦の北条氏を滅ぼし鶴岡八幡宮に祈願し、栗浜(現久里浜)八幡神社には米三石を寄進され、徳川歴代将軍もこれにならい継承し武運長久祈願に武具などを奉納し幕府の直轄地(天領)と定め米三石、社領千余坪の御朱印を賜りました。
 その後明治31年黒田内閣により「八幡宮」の御名を賜り大正年間神饌幣帛供進神社に指定、第二次世界大戦後、日本国憲法の制定により戦前の神道が廃止され、御社名がもとの八幡神社と称して今日に至っております。
(「境内由緒書き」より抜粋)

社頭
入口に立つ台輪鳥居 社号標
参道・境内の様子
手水舎 神輿庫
境内後方の玉垣内に建つ社殿
玉垣後ろにいる文化8年生まれの狛犬
顔つきも尾の形も、尾立から流れへの移行期にあたるような姿の狛犬です。毛の流れが綺麗で、堂々とした狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(文化8年(1811)辛未2月中旬建立)
拝殿
拝殿内の様子
本殿
境内社:豊川稲荷社 境内社:伏見稲荷社
境内社:海軍工作神社
ご神木 猿田彦大神