八幡神社

横須賀市鴨居3-5-5(平成22年5月3日)

東経139度44分16.17秒、北緯35度14分43.85秒に鎮座。

 この神社は鴨居港傍を通る209号線脇に一の鳥居が立ち、一本北にある道路に面して神社が鎮座しています。
 神社入口には二の鳥居と社号標が立ち、その後ろに天保10年生まれの江戸流狛犬がいます。境内にはいるとすぐ左に乳頭の垂れた大銀杏が聳え、正面に拝殿、その左に天満宮などの境内社や神輿庫が建立されています。中規模の神社ですが、参道や境内、社殿、神輿庫など臑手が綺麗に整備された気持ちの良い神社でした。

 御祭神:八幡神社・誉田別尊、須賀神社・素盞嗚尊、相殿:大鳥神社、金刀比羅神社、神明社、近戸社、御霊神社、亀崎神社、東照神社
 祭礼日:1月1日・歳旦祭、1月15日・齋燈(さいと)、1月15日・祈年祭 初神楽、2月11日・初午、5月25日・天満社例祭、6月30日・大祓式、7月最終土・日曜日・須賀神社例祭、9月15日・八幡神社例祭、11月25日・新嘗祭 終神楽、11月29日・酉の市、12月31日・大祓式
 境内社:天満社、稲荷神社
 由緒:治承4年源頼朝公鎌倉入りし、幕府の礎石を築くに当たり、 三浦義澄、義盛は軍功あって後に荒次郎義澄三浦介となり 当郡を領し義盛は侍所別当となり、三浦党の一族門葉最も栄えた時である。その頃多々良四郎義春は当郷鴨居の領主として武名も高く三浦家の柱石をなしていた。
 当社は義春が源家の命を受けて、養和元(1181)年鎌倉鶴岡八幡宮を勧請したと伝えられる。
 新編相模風土記には「八幡社村の鎮守なり祭礼8月15日縁起に養和元年6月頼朝卿当縣遊覧の折勧請ありし由記せり」とある。
(「鴨居八幡神社公式サイト」より)
 明治6年村社に列せられ、42年10月22日神饌幣帛供進神社に指定せらる。

209号線脇に立つ一の鳥居 鳥居に掛かる額
参道兼駐車場から望む社頭
神社入口に立つ二の鳥居 社号標
境内入口にいる天保10年生まれの江戸流狛犬
鼻先など欠けている部分がありますが、実に堂々とした狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(天保10年(1839)己亥8月建立)
境内の様子
拝殿
本殿
境内社:天満社 境内社:稲荷社
御神木・大公孫樹 神輿庫
神社入口から見る鴨居港の様子