御滝(みたき)神社

横須賀市久村535 (令和6年3月27日)

東経139度41分49.89秒、北緯35度13分32.65秒に鎮座。

この神社は、JR横須賀線・久里浜駅の南西1km程の辺り、久村の街中に鎮座しております。

御祭神 瀧口五郎盛定・水速男命

由緒
瀧口盛定は、民部大輔藤原盛重の子として成長し白河天皇に仕え、その後高尾山に登って入道した。
盛定は、後三浦党の幕賓となって平作に居住していた。
其の郎党、捨平は、盛定が高尾山の神護寺に参詣しての帰り道拾い上げ養育されていたが、成長するに従い、慢心がつのり、主命に逆らって手打ちになるところを、海雲和尚の命乞いにより救われた。伴われて久村の草庵に帰り行を修めた。
ある日、捨平が老桜にからむつるを抜き取ると清泉が湧き出て瀧となって流れ落ちた。以前から、水不足で苦しんでいた久村郷民は救われたのである。捨平は新田を開発して名主に挙げられ、瀧本盛兼と名乗った。
この清泉の神木老桜が枯れたおり、盛兼は斎戒沐浴の上、その神木をもって恩主瀧口盛定の像を彫り祠を建て水神として祀り御瀧権現と称へたとの口碑である。
これが久村の鎮守と崇められた。併せて文治年間(1185〜1189)創記との伝えもある。
明治6年(1873)6月村社に列せられ同41年(1908)10月下記神社と合祀した。
神明社 祭神 天照大神 (由緒不詳)
境内由緒書き より。

参道入口

参道

手水舎

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(文政5年(1822)壬午9月建立)

本殿覆屋


石碑等

神輿庫