熊野神社

横浜市鶴見区市場東中町9−21(平成19年1月28日)

 この神社は南部線・八丁畷駅の南西約600mに鎮座しています。住宅地の中の明るく静かな神社でした。

 御祭神:国常立尊、伊邪奈岐命、伊邪奈美命
 祭礼:例大祭・8月第1土曜日
 境内神社:八幡神社、稲荷神社、神明社、五社大神、大鳥神社
 由緒:弘仁年間 (810〜824) 、紀州 熊野宮の分霊を勧請 し、初めは熊野耕地 (俗称、八本松、昭和の初め頃松の大木が八本有った。)、 現在の元宮町妙高企業の付近に鎮座していましたが、天保年間(1830〜1844)に道上耕地 (国鉄旧市場踏み切り付近) に遷座されました。明治5年、国鉄東海道線の敷設により、現在地に社殿を遷座しました。

神社入口 社号標
慶応3年(1867)建立の灯籠には、台座に虎と龍が彫られています。
拝殿 拝殿の額
慶応2年(1866)生まれの力強くやや鳩胸気味の江戸狛犬。
凝った造りで台座でも狛犬が遊んでいます。
福々しい顔と逞しい前脚、毛の流れが滑らかで、
何よりの特徴は尾が火炎土器の様に何本にも分かれて上方にたなびいている事です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(慶応2年(1866)建立)
本殿 境内社
境内社 境内社
境内社 境内社・稲荷神社