八所神社

横浜市都筑区池辺町(平成19年10月6日)

 この神社は都田小の北約300mに鎮座しています。地図に神社マークがあったので参拝に訪れたのですが、この社は八所谷戸公園内にあり、入口はとても神社のものとは思えず、近所の方にお聞きしてやっと探し当てました。小丘上の社地(公園かな?)は武蔵野の面影を残す雑木林で、参道の周囲の風景は神社の境内というよりも、やはり自然公園の長閑な散策…にピッタリの雰囲気です。横浜市の市街地の真ん中にこんなに閑静な自然林が残され、まるで田舎の山奥を歩いているような雰囲気が残っているのはとても意外でした。

 御祭神:神産霊神、生産霊神、高皇産霊神、大宮女神、玉積留産霊神、御食津神、足産霊神、事代主神
 由緒:勧請年月・縁起・沿革等は全て不明ですが、社名の由来は八柱の神を祀っているところからきたといい、律令制の元で、中央官庁直轄の格の高い神社として崇敬されていたそうです。

神社入口 参道の様子
境内社 参道の様子
境内社・稲荷社と社殿内の仲良し狐さん
鎮守の杜と狛犬
建立年代不明のコンクリート狛犬
建立年代は不明ですが、コンクリート製狛犬の多くは昭和初期から10年代前半の建立が多いので、この狛犬も該当するかも知れません。二匹とも殆ど口を開けていません。右側の狛犬は子狛を連れ、左側は透かし模様の玉を持っています。子狛の踏ん張った仕草と親を見上げる姿が可愛いですね。
狛犬の拡大写真はこちらで
いよいよ境内入口です 社殿
境内社