横浜市中区山下町140(平成19年1月28日)
横濱中華街、関帝廟通り、横浜中華学園の隣りに鎮座しております。改めて紹介する必要もない程、超有名な所です。団体の観光客が記念写真を撮り、その後中華料理店で中華料理に舌鼓を打つのが定番コースかも知れません。
日本で最初の関帝廟と云われています。1923年の大震災、1945年の大空襲、1986年の火災で消失し、現在は四代目。1990年に完成、全国的に有名な観光地として復活。
ご存じ!三国志に登場する豪傑関羽が祀られています。昔吉川英治や横山光輝の三国志を読んだが、関羽と云えば青龍偃月刀で敵をなぎ倒す大活躍!実にカッコ良かった。その関羽が何と簿記法を発明したと云われ、その後は商売の神様に変身したようです。流石儒教の國ならではの変身です。
正面の特設舞台にお住いのにこやかな狛犬。これも極彩色です。
やや黒ずんで見えます。1986年の第三代関帝廟が火災により焼失した時焼けたのでしょうか。その後、焼け跡から掘り出され四代目関帝廟のお守りに着かれたようです。
普通中国の狛犬(獅子と云うらしい)には阿吽が有りません。しかしこの子達は僅かに阿吽が有ります。関帝廟公式サイトに「原石を台湾から輸入し、鎌倉の石匠によって彫られた守護獅子。」とある。日本人の手で彫られたので阿吽に作られたのでしょうか。
日本人なら片方は上向きに作らないでしょうか。
中央が関聖帝君。左が周蒼将軍。右は関羽の義子、関平将軍。