横浜市磯子区西町1-1 (令和6年12月26日)
東経139度38分09.12秒、北緯35度24分54.84秒に鎮座。
【神社情報・「狛犬さがし隊Kさん」より】
この神社は、JR根岸線・根岸駅の北西500m程の辺り、西町の街中に鎮座しております。
御祭神 八幡皇大神
由緒
今から1,400年ほど前、根岸の海の沖合に突如金色の光が現れ、みやびやかな音が響き渡った。一体何事であろうと里人は沖合を見つめたが、それが何なのかわからなかった。それから7日目のこと、その光明と妙音が静々と浜に近づき、八幡川の河口近くに何かが着岸した。やがて自然に光明は消え、音も静まったため、当郷の人々が集まってよくよく見ると、汐に打たれて黒光りした神像が亀型の台座に立ち、五尺ほどの枯れ木の根に乗っていた。
さっそく村の守り神として村長の家に祀ったところ、突然一人の童子が物の怪(もののけ)がついたように狂い騒ぎ出し、「我は正八幡なり。この里を鎮護し、里人の苦難を救わんとして、千里の波涛を漂い来るに、ああ知らずして民家に置けり。速やかに当浦われ着岸の芝原に一社を建てて遷すべし。」と言い終わるや、童子は身震いをして大汗をかいたかと思うと、静かに座して物の怪もさめたという。里人がさっそく、八幡川の下流の東岸、現在の滝頭八幡が鎮座する場所にお宮を建て神像を安置したのが始まりである。以後、誰いうとなく八幡宮と尊称し、「根岸村の鎮守」として崇敬、毎年9月15日に例祭を行ってきた。
江戸時代初期の慶安4年(1651年)の検地(土地所有調査)の際、鎮座地が滝頭村となってから約100年後、すなわち明和3年(1766年)に現在地へ遷座、例祭も8月15日に改め、その後明治41年に三社(天照皇大神、宇佐八幡大神、大山祇大神)を合祀し、今日に至っている。
根岸八幡神社公式サイト より。
参道入口
境内入口
境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。
(大正15年(1926)1月18日建立)
拝殿
先代様
厳島神社・地主稲荷神社・金刀比羅宮
庚申塔