寺山神社

小田原市石橋片浦(平成18年11月11日)

 この神社はJR東海道本線・根府川駅から南に向かい歩いて1.2分の、国道135号線に面して鎮座しています。国道脇に大きな鳥居が建ちその奥は全て見通せるようなのびのびとした感じの境内です。
 案内には「創建は不詳であり、古くは寺山権現といわれていたが、明治初年現在名に改称した。御祭神は武甕槌命であり、浅間神社、山神社の二社も鎮座している。往古からこの地は「根府川石」の産地として知られ、石の運搬には海路を使ったことから海運にかかわる鹿島信仰が盛んで、「鹿島踊り」(県・無形民俗文化財)が伝承されてきた。鹿島踊りは神事舞踊の性格の強い踊りで、舞踊者はその地区の成年(当時は15歳から)男子を主体とし、一家の長男が若者衆への加入の慣習として義務的に参加していたが、今はその制度はなく、子供会から中年熟練者まで幅広い参加により、地元が一つになって保存に取り組んでる。(抜粋)」とあります。

神社入口と全景 拝殿
拝殿挙鼻の龍の彫刻
拝殿の知的で穏やかな木鼻狛犬
本殿覆い屋 境内社・天王社、姥社
市指定重要文化財の道祖神