小田原市風祭429(平成18年11月12日)
この神社は箱根登山鉄道・風祭駅の北東約150m、箱根病院の南に鎮座しています。市内最大の大ケヤキを初めとした鎮守の杜が健在で、その杜の中、赤い屋根の拝殿が良く映えていました。その拝殿前に、溶岩で造られた獅子山があり、弘化2年(1845)生まれの小さな狛犬が乗っています。如何にも村社然とした落ち着いた神社でした。
案内が無く創建その他は不明ですが、御祭神は応神天皇です。祭礼は祈年祭(2月17日春祭)、例大祭4月15日、新嘗祭(にいなめさい)11月23日に執り行われます。
社号標「村社 八幡神社」 | 神社入口 両部鳥居 |
拝殿 | 本殿覆い屋 |
一目見た時に山と狛犬の大きさがアンバランスだと思ったのですが、 大正7年建造の溶岩で造られた獅子山の上に 弘化2年(1845)生まれの狛犬が乗っていたのです。 小さな狛犬は巻き毛の猿顔で、目は黒く、口中は紅く彩色されています。 尾は左右に流され、阿の前脚二本に補修の跡が見られます。 |
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(狛犬・弘化2年(1845)8月建立 獅子山・大正7年4月建立) | |
境内社・稲荷神社 | 末社二社 |
末社 | 神楽殿 |
幹周り6m ・市内最大の大ケヤキです。 主幹上部は無くなっていて、まだ脇枝は元気に繁っていますが、空洞化が進んでいます 。 |
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狛犬の拡大写真はこちらで |