山王神社

小田原市浜町4ー30ー15 (令和6年12月5日)

東経139度10分22.77秒、北緯35度15分10.42秒に鎮座。

この神社は、西湘バイパス小田原ICの北北西200m程の辺り、浜町の街中に鎮座しております。

御祭神 大山祇命・少彦名命・大山咋命

由緒
明応4年(1495)2月北條早雲は、小田原城主大森藤頼を破り、小田原城を手中に治め、相模の国を平定した。
その頃の山王神社は北條家の郭内で山王曲輪と称え、海辺なる袖の池ノ南袖ヶ藪にありしが暴浪のため、その地崩潰せしかば、慶長18年(1613)9月18日現地に移せりと。
旧社地に星月夜ノ井戸ありしより、一に星月夜ノ社とも称ふ。其の井戸も移して現地にあり。天正18年(1590)小田原陣のとき、徳川家康は日々参詣ありし由、又旧領主大久保氏の祈願所にして元禄中再建の用材は領主永世寄進の証状ありしと。
寛永元年(1624)4月4日江戸初期の朱子学者林羅山は山王神社境内にて星月夜の詩を詠む。その詩にもある如く、当時の山王神社は星月夜ノ社といわれ、小田原の名所なりしと、井戸も再現いたし、地底より湧き出る水面に浮ぶ大空の星影映る往昔の姿こそ誰が神秘といわんや。この歴史ある社と共に、星月夜ノ井戸を史跡として長く後世に伝えん。
境内由緒書き より。

神社入口

鳥居

拝殿

拝殿前の狛犬

(平成8年(1996)5月5日建立)

神額

本殿


境内片隅の先代様。拡大写真はこちら。

(昭和2年(1927)4月建立)

稲荷神社

石碑