三浦市三崎町小網代1516 (令和6年3月27日)
東経139度37分51.16秒、北緯35度09分32.71秒に鎮座。
この神社は、三浦市役所の北北東1.8km程の辺り、小網代湾の奥南側に鎮座しております。
御祭神 白髭明神
由緒
この白髭神社は、小網代湾が昔から廻船寄港地、また三崎の避難港として全国的に知られていた関係上、航海安全大漁満足の神としても古くから崇拝されてきました。
天文年間(1532〜55)、当村の漁夫の夜網にかかった霊光まぶしく光る束帯姿の御神体をお祀りしたと伝えられますが、祭神は海上安全の神の中筒男命、別名白髭明神といわれています。
寿老人は長寿を授けるというので、信仰する人が昔からまことに多かったといわれています。
社殿の前にある石は*磬石といい、打てばかんかんと金属性の音がするので一名「カンカン石」とも呼ばれますが、これは「きごいかり」という錨のおもりで、海上安全のために、昔摂津の船頭が明神様がその石がほしいというので社に奉納したものと伝えられています。
境内由緒書き より。
*磬石(けいせき)
中国、古代の楽器、磬(けい)に用いる石。けい。コトバンク より。
参道入口
神額
手水舎
参道
参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(嘉永7年(1854)甲寅9月吉日建立)
拝殿
拝殿内部
本殿覆屋
本殿
末社
鳴石(カンカン石)
小網代湾