川崎市高津区久地1-39-1 (令和6年12月28日)
東経139度36分28.47秒、北緯35度36分15.50秒に鎮座。
【神社情報・「狛犬さがし隊Kさん」より】
この神社は、JR南武線・津田山駅の北東500m程の辺り、久地の街中に鎮座しております。
御祭神 天照大御神
由緒
久地神社は江戸時代には赤城社と呼ばれ、弁財天・毘沙門天がご神体として祀られていました。元禄時代に久地の農民38戸によって祀られたのが、起源と伝えられています。明治14年に村内の伊勢宮と富士浅間社を赤城社に合祀し、ご神体の弁財天・毘沙門天を浄元寺に遷し、久地神社と名を改め伊勢宮の祭神、天照大御神を主祭神としました。
裏の崖にある半円形の凹みは、7世紀頃に造られた横穴墓の跡で、古くから祭祀の場であった事を示しています。
今日では、宝クジ等の高額当選を願う方々にも信仰をされております。
宝クジ信仰の起因として、地元久地駅を経由するJR南武線沿線の宝クジ売り場は、高額当選者を排出した売り場が多いと言われているそうです。
そこである時、宝クジ等の「クジ」と神社名の「久地」に語呂を重ね、当神社に宝クジ当選の願いを込めて、その都度参詣された方がおりました。その方は、参拝以降1等を3回当選された他、2等や3等を含め複数回当選されたということから、テレビや雑誌等のマスコミに、「宝クジ高額当選のご利益の神社」として紹介されたのであります。
また、財を司る「弁財天」信仰が今に伝承されている事も、大きな起因といえるのでしょう。
尚、久地神社と溝口神社は、古くより兄弟神として信仰されておりました。
溝口神社公式サイト より。
参道入口
大正2年(1913)8月建立の手水鉢
手水鉢を支える唐子
境内
拝殿
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(明治34年(1901)10月吉日建立)
境内社
石碑