八幡神社

川崎市川崎区中島2−15−1(平成19年1月28日)

 この神社は国道132号線・中島2丁目信号から南に入り、約150mで右側に鎮座しています。市街地の神社の維持管理は大変なご苦労がある様で、社地の大半は月極駐車場となっており、その間を参道が通っています。ここには沢山の生猫が住んでいるようですが、ご近所の方なのでしょう、生まれて初めて猫を散歩させている姿を見かけ、「へぇ〜、猫もご主人と一緒に散歩をするんだ〜。」と変な感心をしてしまいました。

 御祭神:誉田別命(応神天皇)、合祀 :天照大神
 例祭日:8月第1週日曜日
 由緒:旧村社で、古来より中島村の鎮守として人々の崇敬を集めてきたのですが、創建の年代は明らかではありません。戦前には旧本殿に二十余枚の棟札が保存されてあり、その中に「元和2年(1616 徳川時代初期)御社殿修復」の記録がありました。また11世紀のころ、八幡太郎源義家公による「後三年の役」の功績を後世に伝えるため創建されたとも伝承されていますが、確証はありません。この中島は江戸時代以前頃までは、戸数わずか十三戸あまりの村落でしたが、村民相協力融和して神社を造営護持し例年大祭を執行し、御輿巡行や村芝居を興行し近隣の一大名物行事となっておりました。不幸にして昭和20年、第二次大戦の戦火に遇いその全部を焼失しましたが、町民氏子の努力により、昭和34年に再建されたものであります。
(境内案内板より)

神社入口
社地の大半は月極駐車場となっており、その間を参道が通っています。
正岡子規句碑
多摩川を汽車で通るや梨の花
明治25年春、大師に詣でた折りに詠んだ句です。
境内入口
明治2?0年生まれ、双方阿の狛犬。
双方共に子狛がいますが、右の狛犬は授乳中です。
左の狛犬は台座から落ちたのか身体の中間から真っ二つに割れています。
(明治2?0年2月建立)
拝殿 本殿
境内社・天満宮
境内社・稲荷森神社
境内社・神明社
境内社・厳島社