八雲神社

鎌倉市大町1-11-22 (平成24年2月26日)

東経139度33分28.25秒、北緯35度18分42.55秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
JR鎌倉駅より徒歩10数分の所に鎮座しています。一の鳥居、二の鳥居に立派な注連縄が掛けられています。境内は祇園山ハイキングコースの一部になっています。境内には於岩稲荷社がありますが、於岩稲荷はもともと田宮家の庭にあった屋敷社でお岩さんが信仰篤く、そのおかげで田宮家は復活した、と言う話はたちまち評判になり、近隣の人々はお岩さんの幸運にあやかろうとして、屋敷社を「於岩稲荷」と呼んで信仰するようになりました。それが鎌倉にもありました。(フィクションのお岩さんは怖いけれど)

御祭神 須佐之男命(すさのおのみこと)・稲田比女命(いなだひめのみこと)・八王子命( はちおうじのみこと)・佐竹氏霊(さたけしのみたま)

八雲神社御由緒
平安朝時代永保年中(1083)新羅三郎義光公の勧請と伝う。当時「後三年役」に睦奥国にて苦戦を伝えられた兄八幡太郎義家のもとに、助勢のため赴く途中鎌倉に立ちよられ、たまたまこの地に悪疫が流行し住民が難儀しているのを知り、これを救わんがため「厄除神」として霊験の聞こえた京都の祇園社を勧請し篤く祈願されたところ、たちまち悪疫退散し住民は安堵し難を救われました。以後住民は祇園さまとあがめ深く信仰してまいりました。
神奈川県神社庁>八雲神社 より

「八雲立つ出雲八重垣つまごみに 八重垣つくる、その八重垣を」
素戔嗚尊が詠んだという歌からの連想で明治に改名させられたのであろう。以前は、勿論牛頭天王とその妻婆利采女、さらに八人の王子達を祀った祇園社であったはずである。又、佐竹氏は義光の孫・源昌義に始まるので御祭神として佐竹氏の霊が祀られているのも、納得!

一の鳥居

二の鳥居&狛犬

境内入り口左右の岡崎型狛犬
(大正11年(1922)11月1日建立)

拝殿

向拝の彫刻

本殿


御嶽神社・三峰神社 三峰神社参道階段&右・祇園山登山口

稲荷神社

末社案内 御朱印