秦野市今泉(平成16年10月10日)
御祭神は宇迦御魂命、大宮売命、猿田彦命の三柱です。創建当初は白篠稲荷と称する小祠であったといい、年代は明らかではありません。秦野は秦氏ゆかりの地で稲荷信仰を広めたのも秦氏で秦公が山城の国に「伊奈利」を祭祀下のが始まりと言われています。
稲荷は元々稲作、穀物の神であり農作物の育成に必要なのが水源。ここ白笹には神社の傍らに湧水が湧きいで鎮座地として相応しい所といえます。
(由緒より)
普通お稲荷さんは、ど派手な所が多いのですが、この神社は全体の雰囲気といい、社殿、お狐様、狛犬全てがしっくりと落ち着いて、心の底から尊崇出来る最高の神社でした。
関東三大稲荷を名乗って
いるだけにいきなり、
巨大な台輪鳥居でお迎えです。
白笹の湧水を使った優雅な手水
手水にいた逆さ、構えの狛犬。
名狛犬が豊富な江戸、福島南部に勝るとも劣らない一品。
ただし下に落ちてしまった小狛の置き方は考えて欲しい。
境内入口
こんな所にも飛び狐が・・・この狐も絶品です
境内と拝殿
拝殿の軒下にも波間に狐の彫刻
木鼻も素晴らしい
この狐達の優美な面差し、仕草の優雅さを是非見て頂きたい