兒玉神社

藤沢市江の島1-4-3(平成20年4月19日)

東経139度29分2.19秒、北緯35度17分49.34秒に鎮座。

この神社は江ノ島神社の参道を行き二の鳥居の前を左に曲がりエスカーの前を通り過ぎてさらに行くと社号標が見えて来ます。江島神社と違い観光客もまばらな境内は静かに参拝できます。来年はNHKで「坂の上の雲」の放映が始まるようです。ここで静かに明治の日本に思いを巡らすのも良いのではないでしょうか。

御祭神:兒玉源太郎
日露戦争と言う明治の国難をその全能力を傾け我が国を救った陸軍大将。失礼な言い方かも知れないが、日露戦争の為に生まれてきたのかも知れません。

創建は大正10年。兒玉の死後、江ノ島に神社を作ろうという議が起こったが、予算11万円に対し、集まったのは僅か3千円であった。このことが台湾に伝わると、残りの金額はわずか2週間で集まったと云われる。

台湾総督であった兒玉源太郎は後藤新平と共に台湾近代化に尽力した。その恩に報いる為か。因みに社殿の木材から狛犬まで台湾人の寄贈。日本人の方が忘恩の民族か。

社号標と参道

参道

境内入口

拝殿。正面の扁額は李登輝元台湾総統の揮毫。

台湾製の狛犬

(昭和5年(1930)11月建立)

本殿