小糸神明社

藤沢市羽鳥3-15-28 (平成26年1月12日)

東経139度27分00.35秒、北緯35度21分35.20秒に鎮座。

この神社は、小田急江ノ島線・善行駅の西3km程の辺り、藤沢市郊外、住宅地の一角に鎮座しております。新興住宅地の中にある神社らしく境内は綺麗に掃除もされ、明るく整然とした境内となっております。

御祭神 天照大神

由緒
この地は古代の「大庭郷」ゆかりの地で平安時代に鎌倉権五郎景正が私領として開発し、伊勢神宮に寄進した大庭御厨。その御厨内の郷村に神宮の分社、神明社が勧請された。小糸神明社の境内にはかって五、六百年を経た老松があり、由緒の古さを物語っている。古来旧小糸村(小糸・羽根沢・小ヶ谷)の鎮守として人々から深く崇敬されてきた。伊勢講での本宮参詣や本宮への御初穂がすすめられ神宮敬神への姿をみる。例祭は春祭りとしてこの地方でも特出したにぎわいを示した。幕末、明治、昭和の造営により本殿・拝殿・神楽殿・鳥居・狛犬・灯籠と境内の整備が行われた。しかるに昭和47年市西部開発事業により周辺の環境は激変し、88段の石段を有した社地は切り下げられ社殿も移築された。これを契機に老朽化した社殿新築の機運が起こり、平成11年に建設委員会が発足。翌12年7月から奉賛の御浄財が寄せられ、本年2月本殿の上棟式が営まれた。かくて平成13年(2001)5月吉日に造営は完成した。・・・・・
境内由緒書き より

神社全景

鳥居

拝殿

拝殿前の江戸流れ。拡大写真はこちら。
(昭和11年(1936)4月吉日建立)

拝殿内部

本殿


戦捷紀念碑 招魂碑