鶴嶺八幡社

茅ケ崎市浜之郷462 (平成21年12月27日)

東経139度23分39.8秒、北緯35度20分6.6秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
東戸塚に行くついでに茅ヶ崎まで足を延ばしました。鶴嶺八幡社はJR茅ケ崎駅の北西2km程の辺りに鎮座しております。

御祭神:応神天皇・大鷦鷯命・佐塚大神
御由緒
相模国茅ヶ崎の総社として往古より八幡信仰の本地として名高い。
康平年間(1058〜1065)源頼義が東征の際、石清水八幡にならい、本郡懐島郷矢畑村本社に一社を創立し、後に源家が現地に奉還したと云う。
更に治承年間(1177〜1181)に源頼朝が鎌倉由比郷に遷したが、その旧社は存続し本社八幡と称したものと伝えられている。源氏代々が篤く尊敬し、源頼朝は治承年間に懐島の地若干を寄進し、また建久年間(1190〜1199)に肥後国有為の庄七百貫を寄せ、懐島権守平景能をして社殿の修復を命じた。弘安四年(1281)には古軍退散を祈り、その後永禄元亀年間(1558〜1573)に兵火に罹り堂宇・古記録等を焼失した。
古くは、本社の別当に十二坊があったが離散し廃坊となった。正保年間(1644〜1648)別当常光院の住僧朝恵は山岡氏と相計り社殿を再建した。また参道を整備し松を植えた。慶安二年(1649)八月には徳川家光が本村の地七石の朱印地を寄進した。明治維新の神仏分離に際し、別当常光院が複飾して祠掌となる。明治六年村社に、昭和九年九月六日郷社に列格。

 この神社の国道1号線の大鳥居(一の鳥居)から太鼓橋の石鳥居(二の鳥居)辺りまで松並木があり、これは慶安二年(1649年)朝恵(ちょうけい)上人の手より植えられた。姉ヶ崎市史跡・天然記念物に指定されています。
(鶴嶺八幡宮のしおり より)

国道1号線の大鳥居

大鳥居からは、参道と言うより車道です。歩く所は限られています。この大鳥居から社殿までは八丁参道といわれて、800mmとのこと。私が詣でた時は太鼓橋から社殿までの左右に在る池、八の字池(神池)には水が有りませんでした。

太鼓橋

石鳥居と狛犬

参道の岡崎型狛犬

拝殿

本殿

神仏習合の名残を留める宮鐘。戦時中供出によって消失するが、戦後の昭和40年、「平和の鐘」として、再び鐘が奉納されたと言うことです。

淡島神社とガン封じの祈願石(右)

鉾宮神社

鶴嶺稲荷神社

御神木

大銀杏