茅ケ崎市南湖4-4-29 (令和6年2月18日)
東経139度23分52.21秒、北緯35度19分16.08秒に鎮座。
この神社は、JR東海道本線・茅ケ崎駅の西南西1.4km程の辺り、南湖の街中に鎮座しております。
御祭神 素盞嗚尊
由緒
創建年代は不詳なるも口碑によれば郷土が開けてより郷民が産土として奉仕せるに始まり正保(1644〜1648)慶安年間(1648〜1652)の頃、徳川幕府により茶屋町が東海道の宿場として指定されるや宿泊の旅人は当社に参詣して道中の安全を祈願する者多く、特に大山阿夫利神社詣の人々は遠く大山を望んで遥拝するを常とせり、故に境内を石尊山と称した。
宝暦12年(1762)当地が幕府の天領となるや、又付近に砲術場もあって幕府要路の人々も往来の都度、当社に参拝するを常とせり。
社殿建立の記録は天保2年(1831)当時の名主、茶屋町の重田八郎左衛門により再建され明治14年(1881)1月これを改築、明治24年(1891)12月火災により焼失、翌25年本殿を、37年(1904)7月拝殿を完成した。
大正12年(1923)9月1日の関東大震災には本殿を残し倒壊。昭和5年(1930)より三ヵ年計画にて昭和8年(1933)3月完全に復興した。平成13年(2001)7月屋根を修復する。
この由緒ある当社は南郷地方の総鎮守として古来より郷民の尊崇をあつめ今日の荘厳をみるに至る。
境内由緒書き より。
神社入口
入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和5年(1930)3月15日建立)
神額
境内
拝殿
素戔嗚尊と八岐大蛇
鳳凰
左右の木鼻
本殿覆屋
神輿庫