公時神社

足柄下郡箱根町仙石原1181(平成19年11月11日)

 この神社は金時山(標高1212.5m)南麓に鎮座しています。境内からは金時山への登山道があり、山頂までは約3km、約1時間20分程で山頂に立つ事が出来ます。途中には公時神社奥の院や、金太郎が使ったという鉞を奉納した祠や、山頂付近には金太郎の宿り岩があります。私は高校生のときに二度ほど山頂に立ちましたが、山頂では富士山、箱根連山、芦ノ湖などを一望できる素晴らしい景観が楽しめます。他所はすべて「金時」という表示ですが、この社だけは「公時」という漢字が使われているのが不思議に思いました。境内は紅葉が進み、色鮮やかながらも落ち着いた静かな佇まいで、参拝者の殆どは金時山への登山者で、無事の下山を祈念していました。

 御祭神:坂田公時
 例祭日:5月5日
 由緒:創建・縁起・沿革等は全て不明ですが、御祭神・坂田公時は平安時代後期の武将・源頼光の四天王の一人といわれています。幼名を金太郎といい、怪力の持ち主で熊と相撲をとったと童謡にも歌われています。

社号標 神社入口
境内入口 参道のニの鳥居
境内左脇に置かれた巨大な鉞 境内の様子
拝殿 本殿
神社入口脇の紅葉