梵魚寺

釜山市金井区青龍洞546(平成21年8月8日)

【狛犬情報・Topazさんより】
 昨年行ったプサンの梵魚寺でコマ捕獲です。寺院群だけ見て帰路へと思ったけど、なんとなく川沿いを北上したら、な〜んと3対もコマちゃんがいました。この驚きと感激は忘れられぬ思い出となりました。プサン大好きです♪
 地下鉄梵魚寺駅からバスに乗って、梵魚寺で降りて歩きます。参道には中国にも見られるような、亀の石柱碑がいっぱいありました。
 寺ではおばあちゃん達がお祈りしていました。日本とはちょっと違った光景。
 金の大仏のエリアにはチンド犬?が2匹いて、エリア内に入る人を威嚇していました。これこそ本物の生コマ犬っ!
 韓国のコマちゃんたちは丸っこくてセイウチのような顔立ちですね。太っちょの招魂社系もかわいいです。残念なことに制作年月がわからなかったです

 梵魚寺(ポモサ)は釜山の名山である金井山の麓に位置しています。
 新羅(BC 59〜AC 932年まで 慶尚道地方を中心にした国家) の文武王(在位661〜681)18年(678)に高僧・義湘大師(625〜702)により創建されました。
 地理書である搏建輿地勝覽には、梵魚寺 の由来を『「金井山」の尾根に井戸があって水の色が金色だった。この中に金色の魚が五色の雲に乗って天からおりてきて遊んだので、「金井」という名前と「天の魚(梵魚)」という名前が付けられた。』と紹介しています。
 梵魚寺の旧建築物は壬辰倭乱(1592〜1598)の時に焼失し、現在の建物は1713年に再建されました。大雄殿は繊細で華麗な朝鮮時代 (1392〜1910) 最高の建築といえます。9世紀ごろ建てられた三重石塔と四本の石柱に支えられている一柱門、そして七棟の殿閣、楼閣、三つの門、十一の庵子等があります。さらに天然記念物の藤の群落と森の中の溪谷が調和しており、毎年5月は特に周辺の景色が美しいです。
(「韓国ing」より)

世俗と聖域の境界を意味している一柱門(イルチュムン)
参道途中に置かれている亀趺(きふ)碑
こちらの亀趺には上にも龍の彫刻が施してあるのですね。
金の大仏と狛犬
金剛庵?と狛犬
観音殿前で祈る人々
梵鐘変わり?の狛犬さん しっかりとお仕事をしている生犬さん