新田(あたらだ)神社

垂水市市木3525 (平成27年3月1日)

東経130度42分15.93秒、北緯31度29分54.99秒に鎮座。

この神社は、垂水市役所の北1.2km程の辺り、市木の街外れに鎮座しております。

御祭神 上筒男命・中筒男命・底筒男命

由緒
往古中俣の漁人が海中に網を張っていたてころ、網の中に光るものがあり海上を照らした。その網を収めると中に布の幣帛と石とがあり、石の光明は止まなかった。一老人が、これは海宮の神で邑里を加護するために出現されたものと告げたという。人々はこけを霊異として尊崇し、社殿を建立して阿多羅多大明神と称え、後新田と改めた。一説に、この石は竜宮より出現したという。
元亀3年(1572)12月11日新造立一宇郡主重立重興並虎太郎丸敬白と記された棟札があった。
また貫明公(島津義久)が当地に来臨し、降り続く雨で出帆出来ず滞留された際、「五月雨の 雲の名残も おさまりて ながめ尽きせぬ 西の海原」という和歌を詠じて短冊に書き、当社に奉納されたところ、忽ち晴れ渡り順風を得て帰られたという。
鹿児島県神社庁公式サイト より。

神社入口

神額

境内

拝殿

本殿


御神木