住吉神社

曽於市末吉町二之方3995-1 (平成27年2月27日)

東経131度02分26.54秒、北緯31度37分38.02秒に鎮座。

この神社は、曽於市役所の南東3.5km程の辺り、住吉山の山頂近くに鎮座しております。

御祭神 底筒男命・中筒男命・上筒男命

由緒
住吉神社は末吉郷の郷社であったが昭和7年(1932)7月19日に県社に昇格した経緯がある。
祭神は底筒男命・中筒男命・上筒男命の三神である。御神体は石の鏡と言われる。
創建の年代は古代と言うも、明確ではない。末吉には古事記・日本書紀に見える神話の地名が数多くあり、伊弉諾尊が檍ヶ原で禊祓いをされた時、住吉三神が生まれたので、此地に上古より住吉社を建てたと言う(三国名勝図会)。
慶長4年(1599)この地方に庄内の乱が起り、島津方と伊集院方が領地を争い、島津義久は当社に戦勝祈願して戦い、乱平定後、島津氏の尊崇いよいよ篤くなり、藩庁直轄神社に列した。
当社には文化財も多く住吉神社本殿(1848年改築)姥石(住吉山頂)短冊(歴代藩主等の和歌)は町指定文化財である。11月23日の豊祭に執行される流鏑馬は県指定無形民俗文化財である。当日は奉納武道大会や油竹登りなどで賑わう。
末吉の地名の起こりもこの住吉から来ていると言われ、周辺は憩いの杜としても整備され、この地鎮守の神として崇敬されている。
境内由緒書き より。

参道入口

一の鳥居

参道

二の鳥居

参道脇の末社

参道

境内入口の陶器製狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

本殿


稲荷神社

末社

姥石