乙宮神社

霧島市国分下井725(平成22年1月8日)

東経130度47分8.02秒、北緯31度42分38.45秒に鎮座。

 この神社は国分南中学校の南約200mの田園地帯に鎮座しています。参道入り口には根巻鳥居が立ち、その陰に隠れるように「村社乙宮神社」と書かれた社号標が立っています。境内までは凡そ50m、参道途中には二の鳥居が立ち、様々な石碑が奉納されています。境内入口には門守神社が祀られ、正面奥に妻入り白壁赤柱の拝殿と、本殿が建立されています。境内には素朴な「田の神さぁ」や「厄祓祈念」碑等もあり、頭上に覆い被さるように枝を伸ばした大楠も聳えています。

 御祭神:豊玉姫尊、櫛磐窓命、豊磐間戸命
 祭礼日:1月1日・祈年祭、1月7日・七草祝、7月土用丑日・夏祈念、9月19日・例祭(子供相撲)、11月初酉日
 境内社:門守神社
 由緒:創建は不詳です。昔は「乙宮権現」と称され、元禄11年(1698)の写書や、享保12年(1729)記載の棟札があります。
 平成3年(1991)に境内の樹木が倒れ、社殿が改修されました。

参道入り口 一の根巻鳥居 社号標
「村社乙宮神社」
参道の様子
参道途中に立つ二の鳥居
参道の様子
門守神社
境内の様子
拝殿
本殿
境内に置かれた「田の神さぁ」 「厄祓祈念」碑
御神木・大楠