伊勢神社

霧島市国分中央2-6-17(平成22年1月8日)

東経130度46分39.63秒、北緯31度44分14.87秒に鎮座。

 この神社は国分高校北の市道沿いに鎮座しています。市道を挟んで反対側の大きな杉の木の下に一の鳥居が建ち、二の鳥居左には大きな社務所が建っています。ここから境内までは石段の参道で、途中には上小川から遷座された愛宕神社が境内社として祀られています。綺麗な緑の鎮守の杜に囲まれた境内正面には、「天照皇太神宮」の額が架かった妻入りの拝殿と、神明造りの本殿が建立されています。その他境内には阿夫利神社、水神、山神、地神等と共に社名の分からない末社に、とても小さな陶器製の狛犬がにこやかに座っています。

 御祭神:天照大神、素盞嗚命、手力雄命
 祭礼日:9月19日・例祭、11月中酉日
 境内社:愛宕神社、阿夫利神社、水神、山神、地神等
 由緒:創建年代は国分寺が建立された頃とも言われますが、はっきりとしたことは分かりません。上古は西方の森の下に鎮座していました。
 慶長9年(1604)舞鶴城鬼門鎮護として現在地へ、久満崎神社鎮座の「伊勢大神宮」を遷座し、この時同時に、春日神・賀茂神を勧請、国分郷の惣社としました。慶長7年(1602)に龍伯様御造営棟札が、元禄10年(1689)には拝殿修繕の棟札が残っています。
 明治12年(1879)に愛宕神社を合祀、其の後、明治42年(1909)阿夫利神社、大山祇神社を合祀しました。
 平成5年土砂崩れで社殿・鳥居等が破損した為再び阿夫利神社を勧請し、平成6年に社殿、境内の改修を行いました。

参道入り口
参道入り口に立つ一の鳥居
参道の様子
社頭
二の鳥居
石段の参道の様子
石段参道途中に祀られる境内社:愛宕神社
境内入口
妻入りの拝殿
拝殿に架かる額
「天照皇太神宮」
拝殿内の様子
拝殿内に架かる大絵馬
神明造りの本殿
境内社:阿夫利神社
末社 末社:水神、山神、地神等
末社と陶器製の可愛い狛犬
鎮守の杜の様子