鎮守神社

霧島市国分福島2-35(平成22年1月8日)

東経130度45分49.03秒、北緯31度43分14.8秒に鎮座。

 この神社は国分西小学校の北約170mに鎮座しています。社地は金属製のフェンスで囲まれ、入口に立つ台輪鳥居を潜ると公園のように整備された参道。境内入口に立つ根巻鳥居を潜ると一面の芝生で、正面奥に鹿児島独特の白壁、紅い縁取りの社殿が建立されています。社殿左側には保食神と田の神さぁ?、境内模擬川には石碑が置かれています。

 御祭神:天照大神、産土神(福島の守り神)、火産霊神、保食神、その他十八柱
 祭礼日:歳旦祭・1月1日、七草祝い・1月7日、春季大祭・4月5日、夏祈念・7月土用丑の日、六月燈 盆踊り・8月吉日、寒祭り・12月初酉の日
 境内社:保食神
 由緒:古事記や日本書紀に書かれている熊襲の頭、川上梟師を日本武尊が征伐し、梟師の体の一部と弓矢を埋め祀ったと伝えられています。
 神社の創建は、はっきりしませんが、室町時代の記録の中に、八龍権現社が福島にあり、御神体は鉾と書いてあります。これが鎮守神社のもとになっていると考えられます。
 昭和17年、大野原に海軍の飛行場が建設され、この社も有下公民館に遷座されました。昭和27年に元の鎮座地に近いこの地に復座され、昭和61年神殿拝殿を新築し、現在に至っています。

社頭
入口に立つ台輪鳥居 社号標
「村社鎮守神社」
参道の様子
境内入口に立つ根巻鳥居
境内の様子
拝殿
本殿
明治27・8年戦役 明治37・8年戦役
祈念碑
日中 太平洋戦争
戦没者慰霊碑
保食神と田の神さぁ?