岩戸(いわど)神社

鹿屋市大姶良町516 (平成27年3月1日)

東経130度49分41.16秒、北緯31度19分22.15秒に鎮座。

この神社は、鹿屋市役所の南南西7km程の辺り、大姶良町の山際に鎮座しております。

御祭神 天日別命・大己貴命

由緒
往古より大姶良郷の宗廟としての衆民尊崇が厚い。
横尾岳の御在所山八合目のあたりに、高さ周囲共二十米程の巨岩があり、その東側と北側は断崖になっている。巨岩の南側直近に二つの石が人字型に寄り重なり、トンネルを形成している。御神体はこの巨岩であり、岩戸宮と称され、現在は岩の前に小社を建て、龍人頭の木像を安置して御神体としている。
現在地の社殿は、参拝者の便を計り、遥拝所近戸宮として造立されたものである。創建は詳らかでないが、永禄11年(1568)3月、肝付氏の臣という鳥越刑部左衛門尉岩吉が再興したと伝える。またその後、明暦4年(1658)3月本殿が改修され、大工児島平左衛門とある。
諸種の流行病、特に痘瘡を軽くする神として知られ、流行の折は遠くから参詣人が訪れたという。早魃のときに雨乞いをすれば、三日の内に降雨あらざるなしと言い伝える。また、岩戸宮の岩の上の水たまりに鮒二尾と白鶏が住んでおり、これを見ると盲目になるといい、そのためこの地では鮒を取らないという伝えもある。
鹿児島県神社庁公式サイト より。

参道入口

参道

拝殿

拝殿内部

本殿覆屋


石祠
石塔 石仏